放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

本日!7月22日(日) 日光修学旅行について話す会①

急でごめんなさい。
MLだけで、ブログにアップし忘れていました!

調布市では、来年度から小学校6年生が臨海学校ではなく、日光への修学旅行に変更になります。
この件で不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
調布市教育委員会との懇談を予定していますので、みなさんの不安や疑問をお寄せください。

日光修学旅行について話す会①を行います。
来年度以降6年生になるお子さんをお持ちの方など、当事者の方の要望があれば、教育委員会との懇談の場を持ちます。

本日7月22日(日)15時〜16時
調布市民プラザあくろす2F 市民活動支援センターはばたき左奥テーブル

こられなくても、メールも受け付けています。

chofu.kodomo.mamoru@gmail.com


(増野由美子)

【CCPC】 ★8日(日)、7月の定例会と調布市長選挙・市議補欠選挙

6月中に梅雨明けで、いきなり猛暑日が続いています。

さて、昨日告示で、調布市長選挙と市議会議員補欠選挙が始まりました。
今度の日曜日、8日が投票日です。
会として候補者へ行ったアンケート結果を、ブログに載せましたのでご覧ください。

<7月の定例会>
日時:8日(日)14〜16:00
場所:国領の市民プラザあくろす2F 市民活動支援センター羽ばたき 右奥テーブル
「小学校の日光への修学旅行について」が主なテーマですが、正直、市長選挙誰に投票していいか悩んでいる人も多いようなので、投票まだの人が来ていたら「投票どうする?どうしよう?」もテーマで話しましょう。(時間的に、終わってから帰りに投票して帰ってもいいもんね)
ちょっとだけの参加、子連れ参加もOKです。

調布市長選挙・市議補選へ立候補予定者へのアンケート(回答編)

明日告示、来週日曜日に投開票の調布市長選挙・市議補選。
市長選挙は特に、今後4年間の調布市の在り方を左右する大事な選挙です。

さて、市長選挙予定候補者3名と、市議補選予定候補者2名に私たちから質問させていただいたアンケートの回答です。
回答が返ってきた順に掲載しています。
また、回答に関しては、本人の回答をそのまま載せています。
投票の参考にしてください。

調布市長選挙・市議補選 予定候補者アンケート(回答編)◆

【 質問1】現在調布市では、市民を被ばくから守るために下記の施策が行われています。
  ①空間放射線量の市内10箇所での測定(月1回)と市報等での公表
  ②空間線量測定器の市民への貸し出し(1台)
  ③公立保育園、小中学校給食の主な食材の産地公表(月1回)と、セシウムが検出
されやすそうな食材を避ける等の配慮。
  ④公立保育園、小中学校給食の食材の放射線測定検査
   (年4回、7品目と新米を、検出限界5ベクレル/kgで検査)
  ⑤小中学校プール水の放射能測定(プール開始時)
   
これらの施策についてどうお考えですか?1つ選んでください。
A:継続していく  B:縮小していく C:その他

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:A(継続していく)、
C(現状維持を基本としつつ、測定方法・頻度に関しては、東京都や他
自治体の動向を注視してまいります。)
新井 匠 氏:A(継続していく)
鮎川 有祐 氏:A(継続していく)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:A(継続していく)
大野 祐司 氏:A(継続していく)

【 質問2 】原発は、一度事故が起きると、広範囲の土地が汚染され、人々の生活や地域が破壊されてしまいます。
 市民の命と暮らしを守る市長として、原子力発電についてどのようにお考えですか?(複数回答可)
A:原発は必要  B:原発は減らすべき  C:原発はなくすべき  D:再稼動は反対  
E:再稼動はすべき  F:再稼動は条件付賛成  F:その他(50文字以内で)

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:C(原発はなくすべき)、
       F(国のエネルギー問題として直ぐに原発ゼロは困難だが、市は自治体と
して可能な省エネ対策等に取り組みます。
新井 匠 氏:C(原発はなくすべき)
鮎川 有祐 氏:C(原発はなくすべき)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:C(原発はなくすべき)、D(再稼動は反対) 
大野 祐司 氏:B(原発は減らすべき)、C(原発はなくすべき)

【 質問3 】、福島原発事故被災者の支援は、調布市としても行っていくべきとお考えでしょうか?
A:調布市として支援に関わっていくべき  B:調布市として支援に関わる必要はない
C:その他(50文字以内で)

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
       C(東日本大震災の被災者に対する支援を市民等と協働し実施してきた。
今後もニーズに応じて可能な対応を継続。)
新井 匠 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
鮎川 有祐 氏: A(調布市として支援に関わっていくべき)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
大野 祐司 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)

以上

調布市長選挙・市議補選へ立候補予定者へのアンケート(回答編)

明日告示、来週日曜日に投開票の調布市長選挙・市議補選。
市長選挙は特に、今後4年間の調布市の在り方を左右する大事な選挙です。

さて、市長選挙予定候補者3名と、市議補選予定候補者2名に私たちから質問させていただいたアンケートの回答です。
回答が返ってきた順に掲載しています。
また、回答に関しては、本人の回答をそのまま載せています。
投票の参考にしてください。

調布市長選挙・市議補選 予定候補者アンケート(回答編)◆

【 質問1】現在調布市では、市民を被ばくから守るために下記の施策が行われています。
  ①空間放射線量の市内10箇所での測定(月1回)と市報等での公表
  ②空間線量測定器の市民への貸し出し(1台)
  ③公立保育園、小中学校給食の主な食材の産地公表(月1回)と、セシウムが検出されやすそうな食材を避ける等の配慮。
  ④公立保育園、小中学校給食の食材の放射線測定検査
   (年4回、7品目と新米を、検出限界5ベクレル/kgで検査)
  ⑤小中学校プール水の放射能測定(プール開始時)
   
これらの施策についてどうお考えですか?1つ選んでください。
A:継続していく  B:縮小していく C:その他

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:A(継続していく)、
C(現状維持を基本としつつ、測定方法・頻度に関しては、東京都や他自治体の動向を注視してまいります。)
新井 匠 氏:A(継続していく)
鮎川 有祐 氏:A(継続していく)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:A(継続していく)
大野 祐司 氏:A(継続していく)

【 質問2 】原発は、一度事故が起きると、広範囲の土地が汚染され、人々の生活や地域が破壊されてしまいます。
 市民の命と暮らしを守る市長として、原子力発電についてどのようにお考えですか?(複数回答可)
A:原発は必要  B:原発は減らすべき  C:原発はなくすべき  D:再稼動は反対  
E:再稼動はすべき  F:再稼動は条件付賛成  F:その他(50文字以内で)

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:C(原発はなくすべき)、
       F(国のエネルギー問題として直ぐに原発ゼロは困難だが、市は自治体として可能な省エネ対策等に取り組みます。
新井 匠 氏:C(原発はなくすべき)
鮎川 有祐 氏:C(原発はなくすべき)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:C(原発はなくすべき)、D(再稼動は反対) 
大野 祐司 氏:B(原発は減らすべき)、C(原発はなくすべき)

【 質問3 】、福島原発事故被災者の支援は、調布市としても行っていくべきとお考えでしょうか?
A:調布市として支援に関わっていくべき  B:調布市として支援に関わる必要はない
C:その他(50文字以内で)

【 市長予定候補者 】
長友 貴樹 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
       C(東日本大震災の被災者に対する支援を市民等と協働し実施してきた。今後もニーズに応じて可能な対応を継続。)
新井 匠 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
鮎川 有祐 氏: A(調布市として支援に関わっていくべき)

【 市議予定候補者 】
坂内 淳 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)
大野 祐司 氏:A(調布市として支援に関わっていくべき)

以上

■ 調布市長選挙・市議補選 予定候補者へのアンケート(本文)■

私たちは、調布市長選挙・市議補欠選挙へ立候補を予定されている予定候補者に、(本文は下記)のアンケートのお願いしました。

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調布市長選挙へ立候補を予定されている皆様へアンケートのお願い

2018年6月22日
放射能から子どもの未来を守る調布の会
事務局長 増野由美子

 2011年3月11日東日本大震災から7年が経ちました。福島原発の事故によって広範囲に拡散された放射性物質による被ばくから子ども達を守りたい、という思いで、私たちは同年6月に会を発足し、放射線の基礎知識や食品の汚染状況などを学び、相互に情報交換をしたりすると同時に、子ども達の健やかな成長のために行政とも協力して活動してきました。
 放射性物質の拡散による汚染は距離に関係なく、風と降雨、降雪によって規定されており、関東地方でも汚染の酷い地域が出現しています。東京でも、風や水の流れによってホットスポットと呼ばれる高汚染地域があり、更にマイクロホットスポットと呼ばれる局地的に非常に汚染の高い箇所が出現しています。
 幸いなことに調布市の汚染状況はそれほど高くはありません。それでも国の除染基準以上の数値が検出され、除染や洗浄などの対策を行った場所が、調布市内でも、富士見台小学校など子どもたちの活動する施設で数箇所ありました。多くの場所で、経年により放射線量は下がっていますが、水の流れなどによってはかえって放射線量が高くなっているマイクロホットスポットが出現している恐れがあります。
 また、事故から7年たっても、未だ「原発力緊急事態宣言」は発令中であり、汚染水や廃炉に向けた作業による空中への飛散などは続いています。最近各地で地震が多発していることや、原発が全国にあること等を考えると、放射線被ばくに対しての対策は、今後も講じていかなければならないものと考えます。
 今回の事故で主に放出されたセシウム134、セシウム137のうち、半減期2年のセシウム134は、事故から7年の間にかなり減衰しましたが、セシウム137の半減期は約30年です。影響がなくなるまでには300年かかるといわれています。
 放射線は、DNAを傷つけます。たくさん被ばくすればするほど、DNAが修復するときにミスをする可能性が高くなります。また、細胞分裂の頻度の高い小さな子どもや妊婦等は、特に被ばくによるダメージは大きくなります。
 外部被ばく、内部被ばくとも、極力低く抑えるように気をつける必要があります。
 現在福島県では、復興の名の下に次々と避難指示が解除されています。中には年間20ミリシーベルトという、日本の一般公衆の被ばく限度とされる年間1ミリシーベルトの実に20倍、放射線管理区域並みの放射能汚染地域までが「安全」とされ、多くの住民がそこでの生活を余儀なくされています。事故当時18歳未満の子どもと事故後1年間に生まれた子ども、約38万人を対象に行っている福島県民健康調査では、199人に甲状腺がんが見つかりました(2018年6月18日発表)。50万〜100万人に1人という非常に珍しい小児甲状腺がんが、実に200倍以上多発しています。既に手術を受けた162人中良性だったのは1人で、肺や他臓器への浸潤や転移など深刻なケースも多く、進行が早いことが特徴です。原発事故によって放出された放射性物質ヨウ素131による被ばくが要因であることは明らかで、健康調査は縮小せずに継続し、治療の経済的負担を個人に負わせるのではなく、国が責任を持って行うべきだと考えています。

調布市長選挙予定候補者アンケート◆

【 質問1】現在調布市では、市民を被ばくから守るために下記の施策が行われています。
   ①空間放射線量の市内10箇所での測定(月1回)と市報等での公表
   ②空間線量測定器の市民への貸し出し(1台)
   ③公立保育園、小中学校給食の主な食材の産地公表(月1回)と、セシウムが検出されやすそうな
    食材を避ける等の配慮。
   ④公立保育園、小中学校給食の食材の放射線測定検査
    (年4回、7品目と新米を、検出限界5ベクレル/kgで検査)
   ⑤小中学校プール水の放射能測定(プール開始時)
   
  これらの施策についてどうお考えですか?1つ選んでください。
 
  A:継続していく  B:縮小していく C:その他

「B」と回答された場合は、番号と理由をお答えください。
「C」と回答された場合は、簡潔(50文字以内)にお書きください。


【 質問2 】原発は、一度事故が起きると、広範囲の土地が汚染され、人々の生活や地域が破壊されてしまいます。
 市民の命と暮らしを守る市長として、原子力発電についてどのようにお考えですか?(複数回答可)

A:原発は必要  B:原発は減らすべき  C:原発はなくすべき  D:再稼動は反対  
E:再稼動はすべき  F:再稼動は条件付賛成  F:その他(50文字以内で)


【 質問3 】、福島原発事故被災者の支援は、調布市としても行っていくべきとお考えでしょうか?
A:調布市として支援に関わっていくべき   B:調布市として支援に関わる必要はない
C:その他(50文字以内で)


以上

7月8日投票の調布市長選挙・市議補選について

任期満了に伴う調布市長選挙と市議会議員の補欠選挙が、明日告示、8日投開票で行われます。

市長選挙には、現職の長友貴樹氏、自民党市議を降りて無所属で立候補する鮎川有祐氏、商社社長の無所属新井匠氏の3氏が立候補を予定しています。

先日、「市民による市政の会」が、公開討論会を開いてくれたので、聞きに行きました。
残念ながら、長友市長は都合により欠席とのことでしたが、鮎川氏、新井氏の素顔と生の声を聞くことが出来ました。
「市民による市政の会」が市民から集めて作った公開質問状への3氏の回答が、資料として配布され、参考になりました。

私たちの会も、公開質問状に参加する予定でしたが、間に合いませんでしたので、独自のアンケートを取ることにしました。
公選法上の決まりがあるので、明日以降は候補者の名前の載った記事をアップできないので、今日中に結果をアップしたいと思います。

なお、市議会の欠員を補充するための補欠選挙が同時に開催される予定です。(鮎川氏が市議を降りるので2席が空くことになり、現在立候補予定が2名なので、補選はやらないかもしれませんが)
市議予定候補者にも、同じアンケートをお願いしています。

たづくりまつり終了❣️

3日間の「たづくり祭り」無事終了しました。

◆ たづくりまつり報告ーその1ー

メイン企画「3.11から7年〜関東の放射能汚染の今とこれから」学習会も、雨の中でしたが15人の参加で行うことができました。

こどもみらい測定所の代表でみんなのデータサイト共同代表の石丸偉丈さんには、1時間で3.11事故当初のことを振り返って解説していただき、食品の汚染の特徴をお話しいただきました。
質疑応答は時間オーバーするくらい、参加したみなさんの関心も高かったです。

お話を聞いて、福島原発事故が(吉田所長を始め作業員の方々の奮闘はもちろんのこと)その他様々な気象条件や環境条件に助けられて、関東圏はこの程度の汚染で済んでいるのだと痛感しました。
事故当初、風は東に太平洋に向かって主に吹いていて、3月15日と20日頃に風向きが変わり、放射性プルームが関東一円を覆いました。
特に15日に大量の放射性物質が風に乗って陸側に拡散したのです。福島県内でも放射性プルームと降雪の関係で、汚染の濃淡がはっきり出ているという話と合わせて聞いた時、もしあの時、3月15日に東京で雨が降っていたら、東京も相当の汚染になっていたかもしれなかったのだと、改めてゾッとしました。
そして、日本の西側に林立する原発(韓国や中国の原発も含めて)が事故を起こした時、私達の場所は汚染されてしまうのだと実感しました。
実際、「トモダチ作戦」で三陸沖に停泊して救援活動をしてくれた米海軍の隊員が被曝した。(現在400人以上が被爆の後遺症に苦しみ東電を相手取って訴訟を起こしていて、既に9人が亡くなっている。)

食品の汚染が予想より低いのは、関東ローム層の粘土質のおかげであるとか、未熟堆肥からのセシウム移行が高いのに対し、熟成された堆肥からは移行が低いのも同じような土質のためだとか、色々疑問に思っていたことがわかりました。
そして、今もこれからも危険なのは、野生の山菜、きのこ類、そしてそれを食べる鹿や猪などの野生獣、淡水魚。汚染地のそれらは測ってみないと危険、ということでした。

(増野由美子)