放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

6月10日、「3.11から7年〜関東の放射能汚染の今とこれから」学習会

調布市文化会館たづくりの、利用団体による文化祭のような「たづくり祭り」。
今年は、6月8〜10日に開催です。
私たちは2011年から参加してきました。
今年も、2階ギャラリーでの展示の他、最終日の午後、学習会を開きます。

「3.11から7年〜関東の放射能汚染の今とこれから」
日 時:6月10日(日) 14〜16:00
場 所:たづくり3F 303・304会議室
講 師:石丸偉丈(国分寺こどもみらい測定所代表、みんなのデータサイト 共同代表
定 員:30名(先着順)
参加費:無料

(増野由美子)

総会報告

みなさんこんにちは。
暑いですね。

先日の総会の報告です。
話し合いの中で、特に大事な事5点は以下の通りです。

1)日光の修学旅行について
調布市立の小学校では現在、6年生で千葉県へ岩井臨海学校に行ってます。しかし、来年度から、日光への修学旅行に変更になります。
その件について、教育委員会に確認しました。
「児童数の漸増により宿泊施設の確保が難しくなり、他の場所を検討してきたが、日光に決まった」「放射線量につしては、日光市のHPで確認したが、日光駅の前が1箇所高かった他は、空間線量は0.03とか0.06とか、低かったので安全と判断した。具体的なことは、これから検討して決めていく。担当は指導室」ということでした。

会として教育委員会指導室との懇談を、できるだけ早くしたいと思います。

総会中に、「子ども守る全国ネット代表者ML」で、他の自治体で日光に修学旅行に行っている所はないか、意見などをきいたたところ、世田谷の話が聞けました。
世田谷区は5年生で川場村、6年生で日光に行くそうです。行き先変更は分厚い壁があるようですが、どちらも保護者が専門家と議員を連れて測定に行き、測定結果をもとにプログラムを変えてもらったりしているそうです。
昨年まで大丈夫だった所が高くなったりしているので、過去の数字は当てにならないそうです。

福島のNPO法人シャロームさんからは、ホットスポットファインダーで日光の測定に行ってくれるというお申し出をいただきました。

それ以外にも情報が寄せられているので、この件は後日改めて書きます。
メンバーの皆さんには、MLで情報を流したいと思います。

2)6月10日(日)、こどもみらい測定所所長・みんなのデータサイト共同代表の石丸偉丈さんをお呼びして、「311から7年〜関東の放射能汚染の今とこれから」というタイトルで、学習会をします。
たづくりまつりの一環です。
2011年の事故直後の事を振り返り、今、汚染状況はどうなっているのか、測定し続けて感じている事、ここが危ない、この食べ物は危ない、意外に大丈夫など、みんなのデータサイトの豊富な測定経験から貴重なお話が聞けると思います。
皆さんが疑問に思ってる事、心配な事、この際だからきいちゃいましょう!
小学校、保育園の栄養士さんなどにも来ていただきたいですね。

日時 6月10日(日) 14〜16:00
場所 調布市文化会館たづくり 3F 303、304会議室
定員 30名(先着順)
参加費 無料(カンパをお願いします)

3)総会の続きをします。
総会では、役員体制が決められませんでした。(><)
そこで、6月10日の学習会の前の時間、12〜13時に、短時間で今日の続きをします。会の活動をお手伝いいただける方は、ぜひお申し出ください。

4)市長選挙の候補者へのアンケートを、他団体と協力して行います。会独自のアンケートも取ろうと考えています。ご意見があればお寄せください。

5)6月8〜10日の、たづくりまつり準備の為、5月29〜31日のどこかの時間で集まりを持ちます。お手伝いいただける方は、「何日の何時なら都合がいい(悪い)」と増野までお知らせください。

事故から7年。セシウム134の減衰によって下がって来た線量ですが、セシウム137の半減期は30年。これからは今の数値が一つの基準になっていくのかもしれません。
色々疲れて来たり、諦め気分になっているかと思いますが、学び直し、励ましあって、できれば楽しみながら活動していきたいと思います。


(増野由美子)



iPadから送信

【CCPC】 ★明日は総会です!

明日、5月13日(日)、午前10時から総会です。
昨年度の活動報告と会計報告、今年度の活動について、予算、役員等を決めます。

もちろん、いつものように心配事や疑問、学習したこと等の交流もします。

場所:市民活動支援センターあくろす2階 右奥テーブル
時間:10時〜12時

来年度から調布市立小学校の臨海学校が、日光への修学旅行に変更になります。その件について、学務課と話したので、その報告と今後どのように働きかけるか等も話し合いたいと思います。
その他、みんなの関心のあることを話しましょう。
子連れ、途中参加もok です。
ぜひ、ご参加ください。

増野由美子

【CCPC】 ★5月は総会です。

2018年度放射能から子どもの未来を守る調布の会総会を下記の要領で行います。
ぜひ万障繰り合わせてご参加ください。

日時:5月13日(日)10〜12時
場所:あくろす2階市民活動支援センター羽ばたき(右奥テーブル)
学習は、「これを知りたい、知らせたい」と思うものを各自持ち寄り、時間の許す範囲で読み合わせします。

【CCPC】 ★4月のおしゃべり会は21日、5月は総会です

みなさんこんにちは。
新学期始まって、新しい環境に少しは慣れてきた頃でしょうか?

さて、4月のおしゃべり会のお知らせです。
日時:4月21日 13〜16時(いつもより早いです)
場所:市民プラザあくろす2F市民活動支援センターはばたき
(また直前になってしまい、申し訳ありません。)

★なお、総会を、5月13日(日)午前10〜13時で行う予定です。
ぜひ今から予定を入れておいてください。

原発事故から7年以上が経ち、疲れや諦め、慣れなどが出ていると思います。
良い意味での「慣れ」と、希望と元気が得られる会になるよう、力を合わせて行けたらと思います。
よろしくお願いします。

増野由美子

【CCPC】 ★3月のおしゃべり会

今日は7回目の3,11ですね。
調布駅前で、10時半〜11時半、毎月市民・市民団体有志によって行われている原発ゼロ行動がありました。
1年ぶりくらいで、ちょっとだけでしたが、参加してきました。

さて、放射能から子どもの未来を守る調布の会、3月のおしゃべり会のお知らせです。

日時:3月17日(土)14〜17時 
場所:文化会館たづくり11階みんなの広場テーブル②
※場所が、いつものあくろすではないので、ご注意ください。

先日行われた、子ども守る全国ネットの「学びカフェ〜あれから7年。食べ物、いま、どうなってるの?」の報告もしたいと思います。
お子様連れ、途中参加OK です。
お気軽におしゃべりしに来てください!

10月22日は、子ども達を被ばくから守る1票を行使しよう!

米軍ヘリ炎上で放射能検出!

10月11日、沖縄の東村高江に、米軍のヘリコプターが墜落、炎上しました。
民家から300メートル。
在日米軍基地の約8割が集中している沖縄では、米軍による事件、事故が絶えません。
今回ヘリが墜落した高江は、米軍のヘリパッド建設に反対する住民を国が訴え、強引に建設が進められている地域でもあります。
墜落から3日たった14日、米軍ヘリ炎上現場から風下300メートルで当日、放射線ベータ線が検出されたことが判りました。
土壌からもベータ線を出す核種があることが確認されました。(琉球大、矢ケ崎教授)
米側の資料で、墜落したヘリコプターには、ストロンチウム90が使用されていたことが判明。
ヘリの構造はよく分かりませんが、1個当たり約1850万ベクレルのストロンチウムが入った容器が、ヘリの6枚の羽根に取り付けられていたということで、1850万×6=11100万ベクレルのストロンチウム90が空を飛んでいたわけです。
炎上した際、それがどうなったのか?
実は、2004年に沖縄国際大学にヘリが墜落した際にも、ストロンチウム90が入った容器5個が発見され、1個が未回収だったそうです。機体の炎上で気化したか可能性が高いと言われていますが、土壌は米軍が持ち出し、汚染の調査はされていません。
福島原発の事故後、子どもを被ばくから守りたくて沖縄に移住を考えていた人がいました。
「被ばくを避けても、沖縄には米軍基地があって、違った危険があるよ。」と話したことを思い出しますが、米軍の艦船やヘリが、核兵器放射性物質を積んでいる可能性があるわけで、被ばくの危険も大きかったのですね。


事故機は東京にも来ていた!

墜落したヘリは、事故前の8〜9月には、厚木基地〔神奈川県)、三沢基地青森県)、横田基地〔東京都)にも飛んできていたこともわかり、私達の身近で放射性物質を積んだヘリコプターが墜落炎上していた可能性もあったのです。
いえ、これからもあるのです。

沖縄に基地負担を押し付けている政府は同様に、原発事故の責任をとらず、あたかも事故はなかったように、もう終わったように振る舞って、被害者、避難者に精神的、経済的負担と健康被害を強いています。


10月22日、衆議院選挙に行きましょう!

私達が「子ども達を守りたい」と思ったら、どうしても政治を変えなければなりません。
政治に失望している場合ではないのです。
一人ひとりは微々たる力ですが、その思いを諦めずに一票に託しましょう
投票は、比例代表選挙(政党名を書く)と、小選挙区選挙(候補者名を書く)の2票あります。

今回は、会として候補者に質問状など出す時間はありませんでした。
みなさん、選挙公報その他よく吟味して、棄権せずに、ぜひ投票に行きましょう!

今回、最高裁裁判官の国民審査もあります。辞めさせたい裁判官に×を書いて投票します。(〇を書くと無効票)
判断が付かなければ、こちらは棄権するということもできます。

(増野由美子)