放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

総会報告

みなさんこんにちは。
暑いですね。

先日の総会の報告です。
話し合いの中で、特に大事な事5点は以下の通りです。

1)日光の修学旅行について
調布市立の小学校では現在、6年生で千葉県へ岩井臨海学校に行ってます。しかし、来年度から、日光への修学旅行に変更になります。
その件について、教育委員会に確認しました。
「児童数の漸増により宿泊施設の確保が難しくなり、他の場所を検討してきたが、日光に決まった」「放射線量につしては、日光市のHPで確認したが、日光駅の前が1箇所高かった他は、空間線量は0.03とか0.06とか、低かったので安全と判断した。具体的なことは、これから検討して決めていく。担当は指導室」ということでした。

会として教育委員会指導室との懇談を、できるだけ早くしたいと思います。

総会中に、「子ども守る全国ネット代表者ML」で、他の自治体で日光に修学旅行に行っている所はないか、意見などをきいたたところ、世田谷の話が聞けました。
世田谷区は5年生で川場村、6年生で日光に行くそうです。行き先変更は分厚い壁があるようですが、どちらも保護者が専門家と議員を連れて測定に行き、測定結果をもとにプログラムを変えてもらったりしているそうです。
昨年まで大丈夫だった所が高くなったりしているので、過去の数字は当てにならないそうです。

福島のNPO法人シャロームさんからは、ホットスポットファインダーで日光の測定に行ってくれるというお申し出をいただきました。

それ以外にも情報が寄せられているので、この件は後日改めて書きます。
メンバーの皆さんには、MLで情報を流したいと思います。

2)6月10日(日)、こどもみらい測定所所長・みんなのデータサイト共同代表の石丸偉丈さんをお呼びして、「311から7年〜関東の放射能汚染の今とこれから」というタイトルで、学習会をします。
たづくりまつりの一環です。
2011年の事故直後の事を振り返り、今、汚染状況はどうなっているのか、測定し続けて感じている事、ここが危ない、この食べ物は危ない、意外に大丈夫など、みんなのデータサイトの豊富な測定経験から貴重なお話が聞けると思います。
皆さんが疑問に思ってる事、心配な事、この際だからきいちゃいましょう!
小学校、保育園の栄養士さんなどにも来ていただきたいですね。

日時 6月10日(日) 14〜16:00
場所 調布市文化会館たづくり 3F 303、304会議室
定員 30名(先着順)
参加費 無料(カンパをお願いします)

3)総会の続きをします。
総会では、役員体制が決められませんでした。(><)
そこで、6月10日の学習会の前の時間、12〜13時に、短時間で今日の続きをします。会の活動をお手伝いいただける方は、ぜひお申し出ください。

4)市長選挙の候補者へのアンケートを、他団体と協力して行います。会独自のアンケートも取ろうと考えています。ご意見があればお寄せください。

5)6月8〜10日の、たづくりまつり準備の為、5月29〜31日のどこかの時間で集まりを持ちます。お手伝いいただける方は、「何日の何時なら都合がいい(悪い)」と増野までお知らせください。

事故から7年。セシウム134の減衰によって下がって来た線量ですが、セシウム137の半減期は30年。これからは今の数値が一つの基準になっていくのかもしれません。
色々疲れて来たり、諦め気分になっているかと思いますが、学び直し、励ましあって、できれば楽しみながら活動していきたいと思います。


(増野由美子)



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