放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

焼却灰の行き着くところ

ごみ処理施設・クリーンプラザで焼却され、焼却灰となったものは、日の出町にある東京たま
広域資源循環組合に持ち込まれ、そこでエコセメント化されます。

エコセメント事業とは、多摩地域(25市1町)の清掃工場から排出される焼却残滓(ざんさ)を
セメントの原料としてリサイクルする事業です。循環組合は、この「エコセメント」を製造するエコ
セメント化施設を所有し、運営に関する管理・監督を行っています。


東京たま広域資源循環組合のHPに、「平成25年度 放射性物質濃度及び空間放射線量の測定
結果」があったので、直近の6月分(PDFファイル)を見たところ、排ガス類はすべてND(Not
Detected、不検出)でした(しかし検出下限値の不明なNDです)。

特筆すべきは下水道放流水で、セシウム134が37.4ベクレル/L、セシウム137が78.6ベクレル/L
となっていました。                                          (加藤)