焼却灰の行き着くところ
ごみ処理施設・クリーンプラザで焼却され、焼却灰となったものは、日の出町にある東京たま
広域資源循環組合に持ち込まれ、そこでエコセメント化されます。
※エコセメント事業とは、多摩地域(25市1町)の清掃工場から排出される焼却残滓(ざんさ)を
セメントの原料としてリサイクルする事業です。循環組合は、この「エコセメント」を製造するエコ
セメント化施設を所有し、運営に関する管理・監督を行っています。
東京たま広域資源循環組合のHPに、「平成25年度 放射性物質濃度及び空間放射線量の測定
結果」があったので、直近の6月分(PDFファイル)を見たところ、排ガス類はすべてND(Not
Detected、不検出)でした(しかし検出下限値の不明なNDです)。
特筆すべきは下水道放流水で、セシウム134が37.4ベクレル/L、セシウム137が78.6ベクレル/L
となっていました。 (加藤)