放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

7月例会報告と今後の予定

7月7日(日)の例会報告です。(遅くなってすみません)

◆いつものごとく、参加者の近況報告。
 ・まわりの人に自分が放射能を気にしていることをどう伝えて言ったらいいのか、
マスコミが報道しないせいで温度差が広がっていて、難しくなっている。
 ・5月の定時放射性物質降下量(文科省発表)によれば、栃木や群馬より東京(百人町)の値が高い。
 ・厚労省の測定結果(世田谷の会、マダム・トモコの綱領賞日報ダイジェスト)から、栃木、茨城、千葉などの山菜、
野生獣肉からはもちろん、牛肉、牛乳、魚類などからセシウムが検出されています。
微量とはいえ、流通品牛乳からの検出や、江戸川のウナギなどはショックでした。

最新の厚労検査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000036m9a.html

◆枝葉チップ配布再開の件での要望への回答、プール水測定の結果などについて報告。
・「枝葉チップ配布再開」放射能汚染の懸念から配布を見合わせてきた、市内公園などの枝葉チップの配布を再開する問題。
市の緑と公園課は、400ベクレル/kg以下なら配布可能とする立場を繰り返しています。
(国の定めた暫定基準は、堆肥として利用する場合を想定して来ます)
・プール水について
学校でのプール授業開始前に、プール水の測定をするよう市に対して要望してきましたが、
今年は測定結果が出た学校から順次結果をHPで公表されました。
測定は1ベクレル/kg検出限界で、全校不検出でした。(6月に測定。8月にも測定予定)
小中学校プール水測定の結果
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1370563813340/index.html
また、市民プール(染地)の測定も、同条件で不検出だったようです。
市民プール水測定結果
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1341389692590/index.html

◆今後の予定(会が関わるもの)
・7/21(日)参議院選挙投票日
・7/23(火)10:00〜12:00ここカフェ:原発の会暮らし@ちょうふ(東部公民会)
寸劇で原発問題を考える「長谷川さんちの場合」(グループ・アステル)上演、討論
 ・7/28(日)10:00〜16:00平和の集い(調布駅前・福祉センター)
狛江の放射能測る会と一緒に展示
*8月は定例会お休み
・8/11(日)10:30〜11:30原発ゼロ調布行動(調布駅南口)
・9/ 8(日)定例会
・9/11(水)10:30〜11:30原発ゼロ調布行動(調布駅南口)
・9/24(火)10:00〜12:00ここカフェ:原発の会暮らし@ちょうふ(東部公民会)
      「内部被ばくと調布の現状について」CCPC報告と展示
・10月に他団体とも協力し、グリーンピースを呼んで海洋と魚介類の汚染などについて、
 学習会を行う予定。

◆毎月、細々とではありますが続けている例会ですが、
8月は夏休みで保養に行く方もいらっしゃるでしょう、
ということでお休みです。

次回例会は9月8日(日)14:00〜16:00 場所未定 です。

(増野由美子)