放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

調布市、来年度の空間線量測定は定点10箇所のみに

会員の方から、調布市の平成25年度の放射能対策への取組予算が、H24 12,123,000円から11,997,000円削減
されているというという情報が入り、環境政策課に確認しました。

一昨年から調布市は、「緊急雇用制度」に基づいた予算を使って失業者を雇用し、空間線量測定に当たってきました。
来年度はこの緊急雇用制度による予算が大幅に減らされたことから、環境政策課では来年度は空間占領測定を外部に委託せず、市職員による測定のみになるそうです。
今年度は、定点観測10箇所(隔週)の他、子どもの利用する各施設3箇所を2巡(900箇所)測定しました。
来年度は、月1回、定点10箇所の測定のみとなるそうです。

やはり、「もう大丈夫」と思われているのでしょうか。
福島第一原発からは、まだ毎日2億4000万ベクレルの放射性物質が出続けています。(東電発表)
雨や雪で放射性物質が移動し、線量の非常に高い箇所(ミニホットスポット)がいたるところにできています。
細かい場所を頻繁に測定する事が必要になっている時に、非常〜に残念です。

ただ、「必要があれば対応する」ということですので、諦めずどんどん要請していきたいと思います。
環境政策課、保育課、学務課の各課に1台測定器があるそうです。
市民向け貸し出しも行われています。
神大中学校の例(清掃活動に参加した会員が、測定して高い値を発見、通報、除染となった)もありますので、心配な所はどんどん測りましょう。
また、電話、メールなどで、市長、各課、市議会議員宛てに、声を届けていきましょう。