放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

総会は、6月11日

昨日、放射能から子どもの未来を守る調布の会の5月定例会でした。
本来なら、総会を開いてなきゃいけない日程。
再来週の、「たづくり祭り」での展示も準備できてない。

原発事故から6年。
「子ども達を被ばくから守りたい」という思いで、各地で立ちあがったお母さんたちを中心にした会も、徐々に解散や休止が目立ってきました。

調布の会は、少人数ながらもなんとか毎月メンバーが集まり情報交換し、行政との懇談を年に1回は行い、市民測定室の協力で食品の測定を不定期ながら続けてきました。

一昨年の暮れから、事務局長である私がうつ病が悪化。2ヵ月休職し、復職はしたものの、昨年7月に退職。その後も色々とあり、精神的にも肉体的にも限界で、秋口から定例会をしきることが難しくなってしまいました。
定例会で私が事情を話し、「会を休止にしようかか?」と提案したところ、来ていたメンバー(数人でしたが)から、「(原発事故による放射線被ばくは)見えないから、なかったことにされていて、どんどん話ができなくなっている。とにかく集まり続けよう。」「こういう場があって、話せるだけでもいいんだから」という意見が出され、「おしゃべり会」として続けることに。
参加者が2人しか来ない時もありましたが、とにかく毎月集まり続けてきました。
4月の集まりの時に、今日を総会の予定としたのだけれど、結局何も進まず。
今日の定例会も、最初私と男性2人(共に孫がいる世代)で始まり、みんな元気なかった。けれど、近況報告をしているうちに、徐々に調子が上がって来て、そこへ幼児をを連れたメンバーがやって来て・・・。
ママに手を引かれてやって来たのは、かわいい女の子。初めて来た時は赤ちゃんだったのに、もう保育園も2年目。
数か月見ないうちに、ずいぶん大きくなった―!
「○○小学校は今年から組体操なくなったんですよ」
などと話しているうちに、他のメンバーからメールが。
「5、6年の、組体操の代わりにやった演目が、土煙もうもうの校庭を転げまわるもので、吸い込み被ばくが心配!(><)」
「最初の頃、運動会で水撒き、うがい手洗いをしっかりやるように、市内の全諸学校校長に手紙を出したけど、最近出してない」
「市との懇談で、このことも話さなきゃね」
などと、わいわい話しているうちに、色々やりたいことが出てきて、来年度の活動計画が出来、私が思いつかなかったようなことが色々決まりました。
冒頭、「人生どん詰まり。元気が出ない」と言っていた年配の男性も、帰りには元気になって、「次の予定があるから、お先に」と走って帰りました。
子どもの顔を見たこと、現役のママが来たこと、そして何より、1人で縮こまらずにみんなで話しができたことで、元気になれたと思います。

原発事故から、もう6年。
食べ物気を付けて、風の強い日はマスクして、外から帰ったら、うがい・手洗い・シャワーに着替え。園や学校の行事に目を光らせ、保養・デトックス・免疫力アップの情報収集と実践。
お金かかる―!しんどいー!
こんなの、いつまで続くの?
セシウム137の半減期は30年。まーだまだ続くよ〜!
めげてる場合じゃない!!
倒れず、凹まず、息切れせずに、子どもを守れるように、みんなで知恵と力を合わせて行きましょう!

総会の日程は、ウルトラCで、6月11日のお昼頃。
会場は、文化会館たづくりで、たづくり祭りの合間を縫って開催します。
詳しくは、また後程。

とりあえず、みなさん、お時間空けておいてくださいね!

(^0^)/


(増野由美子)