放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

1月例会報告

〇近況報告など
今年初めての例会は参加者は少なかったけれど、近況報告でかなり盛り上がりました。
おせち料理で危なそうなものをだいぶ食べてしまった」
「栃木県鹿沼市特産のこんにゃくを市民測定室で測ってもらいNDだった!(検出限界1.8Bq/kg)」
多摩川の汚染を調べる取り組みで、エコセメント工場排水の流れ出る八王子と狛江で鯉を釣って測ったら、八王子はセシウムが検出された」
「保養目的で沖縄に行った。被害が現地に押し付けられ、事実が周りに知らされていない点で原発と基地の押し付けは構造が似ている」
「ふじみ衛生組合で30億円の復興支援金をもらっている。被災者支援にちゃんと使わせたい」
「今年の抱負は、外食の時にあえて産地を尋ねること」
 などなど。

〇3月1日に「被ばくについて心配なママのためのお話し会」を稲城の会と共催で企画!
 日 時:3月1日 13:15〜15:30
 場 所:調布市文化会館たづくり 10F和室(花水木、百日紅
     *子連れでの参加OKです。また、保育はありませんが、保育室(7F)も予約してあります。玩具等も自由に使えます。
 内 容:講演「放射線被ばくの基礎知識など」(講演内容はこれから詰めていきます。希望があれば意見をお寄せください)
     質疑応答・フリートーク 福島原発事故による放射能汚染の中で子育てしていての不安、疑問など
 講 師:児嶋 徹 医師(社会医療法人健生会 府中診療所所長、日本外科学会認定指導医、核戦争に反対する医師の会顧問、
              原爆認定集団訴訟被爆者検診に長年携わってきた)
 

〇今後こんなことに取り組みたい
・市への要望、懇談会開催
・市内外の放射能問題に取り組んでいる団体との交流・協力
・ちょうふ市民放射能測定室に定期的に調布の現状などの話を聞く
・会員の健康調査
 等の声が出ました。

東京都知事選挙について
猪瀬前知事が徳洲会から5000万円を受け取っていた問題で辞任し、1年でまた都知事選挙が行われます。
前回、脱原発候補として出馬した弁護士の宇都宮けんじ氏が再出馬。
加えて細川護煕元首相が小泉純一郎元首相の応援を受け「脱原発」候補として出馬を表明しています。
放射線被曝から子ども達をどう守っていくのか?」都政の果たす役割が大きい中、闘われる都知事選。

現時点で出馬表明している候補者に、東京の被曝対策や給食の測定、土壌側的、福島の被災者支援策などにつて
公開質問状を出してはどうか?という話しも盛り上がりましたが、
23日告示を過ぎると候補者の名前や顔、政策などをブログにアップできない(公職選挙法)ので、
それまでに質問状を作成、回収、発表するのは現実問題として難しいということで断念しました。

都知事選挙は、1月23日告示、2月9日投票です。
政策ととともに、何をしてきた人なのか、子どもたちを守るためにどんなことをしてくれる人なのか、
よく見極めて投票しましょう!!


○次回の例会
 日 時:2月9日(日)14〜16:00
 会 場:調布市市民プラザあくろす 2F市民活動支援センターはばたき
     *子連れ、途中参加・退席OKです。お気軽にご参加ください。

(増野由美子)