放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

持続可能な測定所のために、すべきことは何か?

東北地方某自治体で市民測定所を運営する方と話しました(今回Ge半導体使用測定機を
導入予定)。事前にGe半導体使用測定機導入の際の留意点をいくつかお知らせしてあり
ましたが、それらはほとんど条件を満たした模様。設置場所の強度、免震構造等々。

しかしよく聞いてみると設置場所の強度は十分であるものの、2階にあるため搬入には
方法を考えなければならないこと(測定機そのものの重量が1.3トンあり、エレベータ
は最大積載量の関係で使用不可、吊り上げるしかないですかねとは言いました)、月々
の維持費の75%程度は確保できるものの残額については未定であること(寄付頼み?)
その他、細かいものから大きいものまで問題山積。

しかもその方が発案者だから、ということで何かにつけアテにされ、自分が動かなけれ
ばならない状態。特定の人に負担がかかるのは組織運営上良いとは言えないのですが、
なぜかこうなってしまうとのこと。相当ご不満が溜まっているご様子でした。確かに、
自分で知識をつけなければならないところまで人に頼るのはいかがなものかと。知識の
上に個人で判断を下すべきで、それがなければ他人の判断任せになるのにそれで良い?
面倒だから?

こんなことになるのなら始めなければ良かった…とまでは(今のところ)おっしゃって
いませんでしたが、早晩その域に達しそうなご様子でした。測定所なくなったら困る人
は支援して良いはずですよね、と話を終えました。                 (加藤)