放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

2012年最後の定例会報告&2013年最初の例会予告

定例会報告
12月9日の例会には9人が参加しました。
<近況報告>
横浜市が給食など対策に動いてくれた背景に、「横浜から転出してしまった人へのアンケート」の結果を持って市と交渉したのが功を奏したらしい。調布でもアンケートを取ってはどうか?
ヘレン・カルディコットさんの東京講演のチケットがとれず、岡山に聴きに行った。
参加者の60%が避難してきた人だった。爆発後すぐに福島から避難してきた人でも深刻な検査結果が出ている。
うちはホットスポット市川から引っ越してきたが、家族三人検査受けて夫が一番悪かった。子どもがリスク高いと言われるが、個人差がある。ぜひ家族で検査をすることをお勧めする。
〇子どもは大学生。周囲に話せる人がいないので、こういう会があって良かった。
私は、3.11以降ずっと微熱が続いていて、甲状腺検査で異常なかったが、最近再検査で嚢胞が見つかった。
子どもが千葉の大学に行っていて、大学が忙しく徹夜などが多いためかいつもフラフラしていて、口内炎がひどい。被ばくについては親が言っても聞かなかったが、カルディコットさんの講演に連れて行ったら、翌日からマスクをかけるようになった。
〇小学4年生の子ども、血液検査があって、ちょっと血液ドロドロ系だったので、毎日野菜スムージーを飲ませている。私の周囲にはブレずに(食品からの被ばく低減のために)やっている人がいて、「これって一生続けなきゃならないんだよね?」って話になり、「一生」って思うとキツイなと思った。とりあえず「5年頑張ろう」って思っている。
スリランカの紅茶をくれた友人に、「放射能気にしていて緑茶飲まないから、紅茶うれしいわ」と話してみたら、本人は気にしていないが「夫から西の野菜を買えと言われている。卵はどうなの?」と話になった。「お茶、気にしている」ということ自体気まずいが、掘り起こしてみるのは大事。
〇チダイズムの「毛玉プロジェクト」に洗濯機の糸くずネットの毛玉を送った。大量にないと測れないので調布からもっと送らないと量が足りない。柏で160Bq/kg出た。洗濯すると(セシウムは)水に溶けて下水へ流れたはずなのに、やはり衣類に残っているのか?
多摩川、多摩清掃工場で燃やしている瓦礫の量が、23区の清掃工場に比べてかなり多い。しかも最近量が増えている。(→12月いっぱいで多摩川衛生組合(稲城)での焼却は終了予定。駆け込みで量が増えているのか?)
〇5年生で調理実習があった。子どもが学校に大根を持っていくというので、何を作るか聞いて、鹿児島産の大根を持たせた。学校の授業は気が抜けない。

<前回例会からの報告>
1)衛生組合議会への陳情は、
多摩川衛生組合へは既に9月に同様の陳情が出され、不採択名なっていた。
②ふじみ衛生組合への陳情は開催告示の前日に締め切られていた。
ということで見送りました。
また、市議会への陳情も、
①資料を準備して議員回りをする時間と労力を考えると、今回は準備不足。
②一度陳情を提出すると同趣旨の陳情は2年出せないので、もし仮に不採択になると、「やらない」というお墨付きを与えてしまうので、今回は陳情を出さず、市長あて署名に取り組むことにします。

2)11/17(土)市環境部との懇談会→11/25付ブログを参照

<今後の取り組み>
●市長へ要望書を提出します。
 要望のある方は、お寄せください。

次回の例会
1月20日(日)14〜16:00 あくろす2F(多目的室)
調布市民測定室の藤川さんを呼んでお話を伺います。
*あくろす2Fはばたき(無料テーブル)も、13〜17:00おさえてあります。
早めに来て交流したり、例会の終了時間が延長した際、場所をはばたきに移します。