放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

調布市が学校給食の食材の放射性物質を測定を開始

学校給食の食材について〜給食食材の放射性物質を測定します〜

給食は、安全かつ新鮮な食材を使用し提供することを第一としています。
しかし、福島第一原子力発電所の事故が発生して以降、放射能に関し不安を感じる保護者の方がいらっしゃることから、給食食材の放射性物質の測定を下記のとおり行います。(調布市のHPより引用)
 
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1310720553051/


調布市で学校給食の食材の測定が開始されました。
上記調布市HPに測定の詳細と、7月分の給食食材産地も公表されています。

「食材の測定に1週間かかってしまう」「産地公表は翌月」「保育園給食はどうなのか?」など、まだ色々問題点もありますが、「市場に流通している食品は安全」という認識だった調布市が、市民の声を聞いて放射能問題に取り組んでいこうとしていることは評価したいと思います。

個人や地方自治体にできることには限界があります。被曝の長期化が避けられないことが誰の目にも明らかになってきた今、高すぎる日本の「放射性物質の食品暫定基準」を撤回させ、検査の徹底をさせることを国に求めていかなければなりません。  (文責 増野由美子)