放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

調布市議会議員選挙候補者にアンケートをとりました!

福島第一原発の過酷事故から丸4年が過ぎ、5年目に入りました。
事故収束のめどもたたず、放射能汚染水は海に流され続けています。

放射能は目に見えませんが、都内も含む東日本の広域にチェルノブイリなら強制移住区域や移住の権利区域に当る程放射線量の高い地域が存在しています。
食品の汚染も警戒が必要な状態が続いています。

私たちは2011年の福島原発事故以来、子ども達を放射線被ばくから守る為に学び、活動してきました。
2011年には調布市議会へも陳情を行い、調布市とも懇談を重ねてきました。
そうした中で、調布市は現在、空間放射線量の定点観測(市内10ヶ所、月1回)や、公立保育園・小中学校給食の食材の測定(年4回×8品目)など、子ども達の健康と未来を被ばくから守るために一定の施策がとられています。
原発事故から5年目になり、被ばくへの注意が薄れがちですが、セシウム半減期30年からすれば、まだたかだか4年しか経っていないのです。
低線量長期被ばくの影響から子ども(だけじゃありません、親もです!!)の健康と未来を守るために、地方自治体の果たす役割は大きいと言えます。

さて、そんな中、4月19日告示、26日投票で、調布市議会議員選挙が行われます。
定員28名の所に、35名が立候補を予定していますが、会として候補者の方々にアンケートを行いました。
放射線被ばくから市民を守る為に調布市が現在行っている施策や、原発への態度を問う内容で、選挙での投票行動の一つの指標となればと思っています。
今日も雨の中、5人のメンバーが集まって、アンケートの集約や公表の仕方の検討などをしました。
結果が出ましたら、ブログで公表する予定ですので、お楽しみに。

お忙しい中、ご回答いただきました候補者の皆さま、ありがとうございました。

(増野由美子)