放射能から子どもの未来を守る調布の会(CCPC)

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震により、福島第一原発で未曾有の核災害を起きました。原発の爆発により、広い範囲に放射性物質が飛び散りました。子ども達を放射線被ばくから守りたい。その為に、学び交流していこうという団体です。主に調布に住む保護者がメンバーです。定例会や調布市との懇談の予定や、学集会の企画などをお知らせしていきます。

神代中学校落ち葉置き場で除染

昨年の富士見台小学校落ち葉置き場に続いて、神代中学校で除染が行われました。
教育委員会に電話で確認した経過は以下の通り。

1/20、PTAの美化活動で清掃を行った後、側溝の泥や落ち葉などを落ち葉置き場に集めた。
そこの線量が高かったという指摘が保護者から教育委員会、学校長の双方にあり、
1/21、教育委員会が測定したところ、地上5cmで0.249マイクロシーベルト/hだった。
1/22、国の除染基準よりは低い数値ではあるが、より安全性を保つために、土、落ち葉、草などを二重にしたビニール袋に詰め、周囲にロープを張り立ち入り禁止とした。
1/29、普段人の近づかない場所に国の手順に従って穴を掘り、埋めた。
埋め立て処分した場所の線量は、地上5cmで0.073マイクロシーベルト/h。処分後の線量は、0.056マイクロシーベルト/h。*
学校から保護者には近日中に経過説明のプリントが配布される予定。

側溝の土・汚泥、落ち葉、草などが高いことは間違いありません。
皆さんのお子さんの通う園や学校でも、ここは高そうだという所があれば調布市では線量計を貸し出ししていますので、測ってみてください。
ただし、平日当日限りの貸し出しですので、市で借りるのが難しい方は会でも貸し出しを行っていますので下記までご連絡ください。

save_child_chofu@yahoo.co.jp

通報する際は、ぜひ会の方にもご一報ください。

*埋め立てた後の線量が低いのは、土が掘り返された際に、汚染されていない土が上に出てきたためと思われます。
ちなみに、うちの庭で測ったら、地下5cmまでの土壌1kgは40〜60ベクレルでしたが、5〜10cmの土壌は0ベクレルでした。

(増野)